スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

​​弾き比べ、聴き比べ大会

だいぶ前、話を聞けない男、地図が読めない女、という本が話題になったことがありました。
だからどうだと言う訳ではないのですが、私の趣味は、今はまだ胸を張って趣味と言えないバイオリンと、もうひとつ、地図を見ること。
何となく旅行気分が味わいたかったり、昔行った場所を確認したかったり、単に複数地点間の位置関係が知りたかったりなど、その都度動機は色々ですが、暇があると色んな土地の地図を眺めるのが楽しみです。ああ、女らしくない趣味・・・。

そんな私の隠れた趣味を知るわけもないバイオリンの先生が、先週末のレッスンの時に着ていたのが、なんとイタリアの詳細な地図が所狭しとプリントされたTシャツ!
最初に思わず目が行って、そのまま釘付けになりそうになったのをようやく堪え、まずは何食わぬ顔でなるべくそっちを見ないようにしてレッスン開始。
ところが自分が弾き終わって、先生が話し始めると、最初は顔を見て話を聞いているのですが、ついチラチラとイタリア地図に目が行ってしまいます。仕方ないので、そのTシャツの地図、どうしても目がいっちゃうんですがと白状したら、そこからレッスンが思わぬ方向に展開することになりました。

というのも、イタリア地図を見ながら、いま先生がレッスンで使っている楽器はボローニャ製で、あの楽器はクレモナ製で、という話から、今日は先生が持っているたくさんの楽器の弾き比べ、聴き比べをしようという流れに。

普段は壁に並んで架けられている楽器を次々に出してきて、楽器にまつわるエピソードを聞かせてもらったり、先生が弾いてくれたり、私もちょっと弾かせてもらったり。
地方に住んでいるうえに、自分の楽器も先生から譲って頂いたこともあって、私は楽器屋さんでバイオリンの試奏というのをしたことがありません。なのでいろんなバイオリンを実際に手にとって弾かせてもらって、持った時のバランス、f字孔の形や全体の微妙なデザインや色、そしてもちろん音色が、楽器によってこんなに違うんだ~!とびっくり。
で、先生がいろんな楽器でタイスの瞑想曲の出だしを弾いてくれました。

1台め(ふつうの楽器) ああ、これタイスだ。やっぱり先生上手だなあ・・・(当たり前です)。
2台め(先生がいつも弾いている楽器) わあ、響きが豊かで音も艶があって全然違う!
3台め(いっちばんいい楽器) ・・・鳥肌っ!!!

思わず「本当に同じように弾いてるんですか?」と訊いてしまいました。
先生がいつも弾いている楽器を私も弾かせてもらうと、かるーく弾いただけでものすごく力強い大きな音が響いてびっくりするほど。
そしてクレモナの楽器はよく響くけど、もっと女性的な感じ・・・と、私もかれこれ4,5台は弾かせてもらったでしょうか。(先生のいちばんいい楽器は、万万が一破損したら怖いので弾くのは遠慮しておきました)
よくテレビで、ストラディバリウスの楽器の音が他のバイオリンとどう違うか、とか、高級楽器と普通の楽器の音の違いが聞き分けられるか、みたいな番組がありますが、ストラディバリじゃなくても、やっぱりテレビで聴くのと、目の前で空気がびりびり震えるのを、そして肩の上でバイオリンの裏板が響くのを体感するのとでは大違いです。
奏法のレッスンというよりは楽器の授業みたいでしたが、バイオリンという楽器そのものの奥深さを垣間見ることが出来たレッスンでした。
元はと言えば不真面目な私の態度から始まった聴き比べでしたが、得たものは大きかったような。

そしてもう一つ、弾き比べの収穫は、自分の楽器の音の特徴を、客観的に他の楽器と比べることができたこと。
普段のレッスンでは基本的に、先生が弾く先生の楽器の音と、自分が弾く自分の楽器の音、という2種類しか聞いていないわけですが、今回はその逆を含めいろんな組み合わせの音を聞き比べたわけで、
そのお陰で、自分の楽器の音の魅力を、改めて認識することができました。
それを言葉にするだけのソムリエみたいなセンスの良さは残念ながらあまり持ち合わせていないのですが、強いて言えば、明るく張りがあって、艶もあって上品、てところでしょうか。
これはさすがに褒めすぎかもしれません。
しかし、です。私の楽器は量産品で、購入価格も、楽器としてはそれ以上安いのは無いだろうっていうぐらいとても安価だったのですが、本当に格上の楽器には到底及びもつかないものの、値段の割にはなかなか頑張ってるじゃないかと思え、ますます愛着が湧きました。
そして優秀な楽器を見つけて手に入れ、譲って下さった先生には改めて感謝の念が。

それにしても、きょう私が手にしたバイオリンの総額はいったいどれだけになるのだろうか?と、帰路やっぱり下世話なことを考えてしまう私。
と思うと、楽器屋さんで価格が表示されていたら恐れをなして試奏できないかも。下世話でかつ小心者、ということですね。優雅じゃないなあ(笑)。

と言うわけで、今回のレッスンは半分以上が​上記​「特別編」。ちょっとだけカイザーを弾いて次回はスタッカートで弾いてくるという宿題をもらって終了。
​この宿題がちゃんとクリアできたら​次の​レッスンに行こうと思っているのだけど、いつになったらクリアできるかなー。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリン初心者へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

バイオリンを弾くのに必要な筋力

ここのところスランプ気味、と先日ここで愚痴ったら、何だか逆にスッキリして、まあとにかく弾こうか、という気持ちが湧いてきました。
ネガティヴな気持ちを言葉にすると、ネガティヴな気分がより一層盛り上がっちゃうような気がして、これまではなるべく書くことを避けていたのですが、場合によっては気持ちを吐き出すのも悪くないのかも。
読んじゃった方には申し訳ないですけど(笑)。

そういうわけで、レッスンのなかった週末に家で久々にゆっくり練習しました。

ここ数回のレッスンでは、弓を正しく使う練習のために、弓を弦の上で弾ませて、しかし弓がちゃんと弦を噛むように弾くという練習方法を習って、それが課題になっています。
そうやって弾くためには、自然と各弦での正しい弓の遣い方(位置とか、動かす方向とか)になるので、それを身体に覚えさせようということだそうです。
確かにこの方法で弾いた後に普通に弾くと、音がよくなったことを自分でも結構実感できるので、なかなかやり甲斐があり、この練習は結構好きです。

ところがこれ、前からそんな気はしていたのですが、右腕がやたら疲れます。
カイザー一曲弾き終わると上腕がものすごくダルい。これはもう三角筋がヤバい感じです。
どうやら、弓を、全体的に多分いつもより高く、また低音の弦を弾く際にはいつもより身体から遠いところでキープしているから、という気がします。
その形が正しいフォームなのだとすると、私は普段は腕が疲れないように勝手に省エネなフォームで弾いていることになります。
そしてバイオリンを正しく弾いている人はいつもこんなに三角筋を酷使する右腕の位置を維持しているということに…。
ホントでしょうか?!
いや、ホントかもしれない。以前レッスンで、たった数分右腕を上げ下ろしする練習をしただけで腕が疲れて、内心ギブアップしたくなったのですが、バイオリンを弾ける人というのは何十分も曲を弾き続けることができるのだから、あの体勢で腕を上げ下げすることになんて苦労しないのかもしれません。
ちなみに私の筋力と言えば本当にお粗末なもので、腕を上げていることについて言えば、シャンプーのCMみたいに上を向いたまま髪の毛を洗っていると腕がしんどくなってくるから頭はいつも下向いて洗うし、同じ理由で整えるのに3分以上かかる髪型はしない、というぐらい貧弱な筋力しか持ち合わせていません。
なので、バイオリンを弾くことについても、みんなはそれが普通に出来ているんだよ、あなたの筋力が弱すぎです、と言われたらまあそれはそうかもしれず、納得は出来るのですが・・・。

やーっぱり必要なのは筋トレなんだろうか。
でも世の中のバイオリニストの肩、そんなに逞しくないですよねえ。
なんでそれで弾けるのかなあ。
「弾く」ことひとつ取ってみても、まだまだ不思議なことがたくさんです。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリン初心者へ
にほんブログ村

バイオリンケースへのヘンな憧れ

バイオリンを持ち運ぶときに必ず使うケース。
いま私が持っているケースは、先生から譲っていただいた楽器についていたもの。
もともと高級な楽器じゃないので、古めでシンプルな、ひょうたん型の黒いケースです。
楽器を購入した時、ケースは好きなのを買ったらいいんじゃないでしょうか、と先生に言われ、そうですね~なんて言っていたのですが、いまだにこのケースを使い続けています。
古くても使用には支障がないし、軽くて、ネックを押さえるのがマジックテープじゃなくてクラシカルな革紐というのが使いやすくて気に入っているから、とか、新しいのはそれなりに高いから、というのもあるのですが、それ以外にも、バイオリンケースにはおかしな思い入れがあって、なかなか購入に踏み切れないのです。

バイオリンケースって、持ち歩いていると、分かる人には分かりますよね。
あ、あの人バイオリン持ってる、バイオリン弾く人なんだ、って。
いい齢しておかしな話ですが、私は他人に「バイオリン弾くんだ」と見られるのがこそばゆい感じがして、未だにバイオリンケースを持って堂々と歩けません。
どんだけ自意識過剰なんだと自分でも思うのですが(笑)、なんとなくこっそり抱えてしまいます。
それでももちろん大きいから隠れるわけじゃないのですが。
というか、そもそも車での移動がほとんどなので、ケースを持って歩く時間なんて1分以内ということがほとんどなのですが。
でもとにかくそんななので、いいなあ、カッコいいなあ、と自分で思うようなケースを買っても、とても気恥ずかしくて持ち歩けず、家で飾っとく羽目になりそうで・・・。

ちなみに自分が個人的に憧れるケースは、いまどき風な光沢のある硬質なケースとかではなくて、深い紺色とかの布張りの角型ケース。
20年以上も前、自分が大学生の時のバイト仲間が音大のバイオリン専攻生で、彼女が持っていたのがそういうケースでした。
もうそれが格好良くて。いまだにそのタイプを超えて憧れるケースには出会ってません。
うーん、でも今よく考えるとそれって結構重そうだなあ・・・。
つまり、機能とかに憧れているわけでは全くなく、見た目だけに惚れているわけですね。

ということで、気分的には、ああいうカッコいいケースは、バイオリンを自在に弾きこなせる人が持ってていてこそカッコいい、と勝手に思い込んでいるので、まだ手が出せない、と、そういう訳です。

なんて話をこないだ初めて家族にしたら、「わかんない~!全然わかんない!なにそのこだわり?」「ケースが表すのはバイオリンの腕じゃなくてお金の有無でしょ!バイオリン初心者の有閑マダムが安っぽいケースを持つわけないでしょうが」と、娘と夫にさんざん笑われました。
ま~客観的に見れば要するにそういうことですね。貧乏性であったり、単なるこだわりだったり。
でも人間だれでも、他人から見たら無意味なこだわりがどこかにはあったりするものです!(と開き直ってみる)

自分の演奏に自信が持てるようになったら、晴れやかな気分で「好きなケースを買おうっと!」っていう気分になれるかな。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリン初心者へ
にほんブログ村

いろんなジレンマ 一言でいうとスランプ?

楽器を始める前の、どうしようかな、始めようかな、と迷っていた時のこと。
始めるか、やめておくか、それぞれのメリットデメリットを毎日考えていました。
で、結局そこでバイオリンを始めることができて、それはそれですごく満足のいく決断だったので、
それについて後悔はしていないのですが。

当時考えていたひとつのデメリット(?)は、楽器を始めると、「毎日(あるいはそれに近い頻度で)弾かなければならない」という生活がまた始まるということでした。
好きで始めた、あるいは弾けるようになりたくて始めた楽器でも、弾きたくない日も、弾きたくても弾けない日も出てくるはず。
そのことは、子供の頃にならっていたピアノでもじゅうぶん経験済みです。
それでもいったん楽器を習い始めたら、弾きたくない日も「弾かなきゃ」という気分になるし、
弾きたくても弾けない日にはそれはそれでストレスになる。
弾きたくなきゃ弾かなくていいさ、弾けなきゃ弾けないでしょうがない、と基本的に思ってはいても、
やはり「弾かなきゃ」とか「弾きたいのに」という気持ちそのもの、あるいは本来趣味を「楽しむ」ための楽器を習うこと自体が気持ち的に負担になることだってあるかもしれない、と危惧したのでした。
まあ、新しいことを始めるっていうのは、ある意味ひとつ面倒ごとを抱えるってことなのですから、当たり前といってしまえばそれまでなわけですが。

で、今まさにそんな感じ。
ジレンマとしては、
弾きたいのに弾く時間が取れない(毎晩今日も弾けなかった~と敗北感を味わいながら就寝・・・)
弾ける曲が増えない。(なかなか上手にならなくてちっとも合格できず教本が進まないから)
自分の出している音がいい音かどうか自分でいまいち分かった気がしない(認めたくないけどやっぱりよく分かってない気がする)
合奏してみたいのにできない(弦楽器を弾くなら人と合わせて弾くのが楽しみだったのに全然機会がない。でも人と合わせられるぐらい上手になるまで個人レッスンで頑張ろうと思っていたはずなのに。)

などなど。
それぞれどれも理由があって、「いい音かどうかわからない」以外はある程度は予想もしていたことで、それでもいいやと思って始めたはずなんですが、なぜか今、これらのことが「いいや」と思えず、どれもこれもが「あ~あ」と思えてしまい、めぐり巡ってなんだか負のスパイラル状態に。

いままでちょっとしたスランプはレッスンに行くことでとりあえず解消されていたのですが、ここのところレッスンでも、やや現実逃避気味というか、いまいち逃げ腰でなかなかモチベーションが上げられずにいます。
自分の知らないうちに急に上手くなるとか、子供が私のバイオリンの音を急に好きになって「おかあさん練習したら?」と言って横で一人遊びしてくれるようになるとか、突然身近なところに自分よりちょっと上手な(自分と同レベルでは演奏が破綻しますから)レイトスターターが現れて二重奏に誘ってくれるとか、そんな奇跡的なブレイクスルーがその辺に転がってないかなーと、虫のいいことを考えております。その受け身な時点でなんだかな~って感じですが(笑)。
ま、こんな時期もあるよねってことで、心癒される曲でも聴いて、徐々にモチベーションの回復を待ちたいと思います。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリン初心者へ
にほんブログ村

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

きりん

Author:きりん
40代のワーキングマザーです。
2013年7月にバイオリンを習い始めました。
いつか憧れの楽器を素敵に弾きこなせるようになる日を夢みて練習してます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。