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再び体育会系レッスン

レッスンでは、調弦して、各弦で開放弦のボーイング、セブシックの練習曲、音階、カイザー、篠崎を弾いて終了、というのが通常のフルコース。

一方、調弦して、開放弦のボーイングの途中で、「ん?」となり、そのままひたすら開放弦で弓の使い方の練習、というのが特別メニュー(!)。

で、先週末は、先々週に続き2週連続の特別メニュー。
特別メニューを私から注文しているわけではございません。
フルコースのつもりだったのが、あれよあれよと言う間に特別メニューのコースへと移行してしまうのです。
大抵いつも、E線のボーイングでダメ出しがあるので、E線を弾くときになると、妙に気負ってしまうというのもあるかもしれませんが、やっぱりまだ出来ていないんだろうな。
前回、結構いい感じの音が出せるようになったと思っていたのですが、やはりしっかり身にはついていなかったみたいです。

現在のところ、第一の課題は、上に書いた、E線で弾き始めからいい音を響かせること。
そしてもう一つ新たな課題が、弓のどの場所でも自在に使えるようになること。
これらのために、どこで弾いても弓が弦をちゃんと噛むように、腕だけでなく肩を使えるようになりなさいというのがミッションなのですが、言うは易し、とはまさにこのことです。
もっと力を抜いてとか、ここは固定してここだけ動かすようにとか、今度はこっちを動かして、とか、次々といろんな指示が飛んできますが、なかなか身体がついていきません。
身体の使い方を知りたくて、先生がお手本で弾くのを穴が開くんじゃないかと思うほど凝視しているんですが、目で見て頭で分かったつもりになってもそれが自分でできるかというと別問題。
いい音が出れば自分で分かることもありますが(いつも分かるとも限らないけど)、どう身体を動かしたらその音が出せるのか分からなかったり、一度出せても再現できなかったり、ちょっとどこかを修正しようとすると元の木阿弥になったりして、なかなか難しいのです。

有難いことに、こんな不器用な私にも先生はかなり忍耐強く教えてくれますし、私自身、基本的には、バイオリンで音を出しているだけで幸せなので、基礎練習三昧のレッスンもそんなに嫌ではありません。
それでも今回は、力なんてどこにも入れてないつもりなのに、何度やっても「まだこの辺に力が入っていますよ」「まだ力が」「まだ余計な力が」・・・というダメ出しが止まらず、手詰まり感から内心ひそかに
「どこにもチカラ入れてないってば~!もう勘弁して~!」という気分に。
でもここで先生相手にキレる訳にも行かないので、ああでもないこうでもないと試行錯誤して、最後にちょこっとだけ曲を弾かせてもらってレッスン時間を使い切り、言われたことが理解できたのか、できてないのか、かすかな迷いを抱えてレッスン終了。

ところが家で弾いてみると、不思議なことに、言われたことが全部出来てるような感覚に陥るわたし。
これでいいんじゃない!よく響いてるし!
と、すこぶるいい気分になるのですが、この感覚はたぶん錯覚。間違ってる。
実は今まで何度となくこの家での「いい気分」に惑わされてレッスンに臨んでは打ち砕かれているのです。
多分、我が家のフローリングの部屋ではバイオリンの音が反響してしまい、楽器があまり鳴っていなくてもいい音に聞こえてしまうためじゃないかと推測しているのですが…。
ということで、あまり浮かれず、落ち込みもせず、先生の言葉を思い出しつつ淡々と練習していこうっと。

​この地道な練習がいつか実を結んで、自在に弓を操っていつでも好きな音で演奏できるようになると信じて頑張るしかないですね。
っていうか、信じてないと救われない気が…。
バイオリン、ほんとに奥深いです…。​
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プロフィール

きりん

Author:きりん
40代のワーキングマザーです。
2013年7月にバイオリンを習い始めました。
いつか憧れの楽器を素敵に弾きこなせるようになる日を夢みて練習してます。

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